343号室

えぇ歳こいたオタクの思うこと

今頃書いてみる映画『銀魂』ネタバレ感想

晋助さま!お誕生日おめでとうございますっ!!!

 もう終わっちゃう

 

応援上映に行きたいよー!楽しそうだよー

全国でやってほしいよー!金沢なら行けるよー!!!

 

あと何回か観に行きたいと言っておいて初日にみた後行けていないめーたまです。

 

もう少しで1ヶ月経ってしまうっていうのに、今頃ネタバレ感想を書いてみるよー

ちょっと記憶が風化してきているし、他の人の感想読んじゃっているので純粋な自分だけの感想じゃなくなってきてるけど書いちゃいますよ。

感想というかこれってどうなの?っていう問題について考えてみた。とはいえ、何においても「考える」より「感じろ」という深く考察することがほとんどないksヲタクなんで、広い心で読んでくださいな。

 

 

ではこの後はネタバレな話なので、読みたくない方はここらでさようなら(*´∀`)ノシ

またのお越しを。

 

 

そもそも実写化ってどうなのよ問題

人気のある漫画・アニメの実写化って、どうしてもその作品のファンからしてみれば余計なことをしないで欲しいという気持ちでしかない。ここ数年、コケてもコケなくても漫画原作の実写化したものが公開されるのは、たぶん映画業界の大人の事情でしかないのだろうなと思う。実際集客しやすいのだろうなぁ。

で、銀魂実写化。前にも書いたっけ?自分の第一印象は「え?まじで?やめて欲しい」だったんですけど、ジャンプ誌上での空知先生のコメントを読んでどっちに転んでも笑って受け入れようと思った。最初からハードルを低く設定していたので自分は普通に楽しめたという気がする。

実際公開されて約1ヶ月、原作知らなかった人達が原作の銀魂(漫画・アニメ)に興味を持って読んだり観たりしているようなので全体的には成功なのかなぁ。

 

銀魂」らしいって何だよ問題 

前回の観てきた後の感想で「銀魂でした」と書いていたんだけど、「銀魂らしさ」って何よと思ったので考えてみる。

自分としてはギャグとシリアスの絶妙な配分。しんみりしたりウルっとしたりハラハラしたりしている所に割り込んでくるギリギリなネタ(だいたいアウトなんでは?ってやつ)。普通の上映の映画見てあんなにゲラゲラ笑うことってそんなに無いよね?

館内全員が一番笑ってたのはメー○ェが出たところだった。あそこは咽るほど笑った。

(あそこ原作どうやって銀さん達は高杉の船に乗ったんだ?ってアニメとか見直しちゃったよ。桂の味方の船にこっそり乗り込んで行ったんだよね?)

結論としては、銀魂は笑えてなんぼ。大笑い出来たらそれで善しかなと。

でも、原作ファンには納得いかない(オリジナル)部分もあるというのもわかる。

「福田監督がお金かけて作った『銀魂』の二次創作」という意見に同意はする。

 

原作知らない人にはどのくらい話が理解できたの問題

人気がある原作の映画化という時に、2~3時間に話をまとめるわけで、取捨選択された話が予備知識のない人にどれだけ理解できたのかといつも思うのだけど、「銀魂」は最初のかぶと狩りエピソードでクセの強い主要キャラの人物紹介がうまく理解できれば紅桜篇の話自体は単純だしわかりにくいところはそんなにないのかなぁ。どうなの?

よくわからなかったけど、興味を持ったという方は原作をどうぞ。スッ(*´∀`)つ□

 

 真選組、万事屋とそんなに仲良かったっけ?問題

原作では紅桜の話はまだ序盤のエピソードなので、まだ真選組は万事屋(特に銀さん)のことを胡散臭い奴と思っている頃だから、「死ぬなよ、万事屋」と言った土方さんにものすごく衝撃をうけたんですけど。確かにあの時点の似蔵はバカ強いのでお巡りさんとして一応一般市民の銀さんが死んじゃったら困るってのはあるんだと思う・・・・・・ということにしよう。

 

土方さんといえば、似蔵と戦うところなんだけどもうちょっと土方さん劣勢か、沖田くんと共闘でなんとか互角くらいでもよかったかなー?

 

 桂の見せ場少なくないですか問題

話の構成の都合上しょうがないのだろうけど、最後天人に囲まれた銀さんと桂が共闘する部分が無かったので桂の見せ場は結局最初の人物紹介での真選組を蹴散らしたところくらいでしたね。あそこはあれでかっこよかったけど、最後に共闘シーン入れて欲しかったなー。銀時桂の共闘シーンカットであのセリフもカットでしたよね?言ってたっけ?ちょっと記憶が曖昧・・・・・・。

 

銀さんと高杉、なんで直接対決したの問題

これはあれですよね。福田監督が観たかったからだよね?監督の中では最初から高杉は剛くんにやらせたかったらしいし。これっきりで続編を作ることは無いだろうと思って監督のやりたいこと観たいこと詰め込んだからなのかなぁ。あと大人の事情ってのもあるのかなぁ。

自分は剛くんファンなのであのシーンは嬉しいですけどね。サービスカット含め。ただあのやりとりとか結末とかに違和感はあったかな

 

高杉くんが低杉くん問題

銀時と桂が大きすぎるんだ。うん、そうだ。

 

高杉姫ポジ過ぎないですか問題

この映画製作時点では実写化はこれきり(続編は無い前提)という考えで見せ場を盛り込んだのだろうなぁと思うわけなんですが、紅桜時点では高杉は銀時・桂の幼馴染ではあるが攘夷戦争で恩師松陽先生のことで起こった何かで二人と敵対することになったヤバい人という感じだよね。なんだろ?確かに得体の知れない感は出てたとは思うのだけど、あの鬼サーの姫感はどこから?ちっさいから?ん?

 

高杉エロくないですか問題

まぁ自分は原作でも高杉はエロ枠かなと思ってるけど。それに剛くんが意識的なのか無意識なのか色気ダダ漏れな時あるのも知っているけど。

ちなみに映画を観た息子に「あの高杉はエロい?」と聞いてみたら「あれはエロい。ヤバい」と言っていた。投げられて倒れているところが一番エロかったらしいです。

 

結局高杉が全部もっていっていませんか問題

トゥルットゥルッの足と赤ふん・・・・・・。

投げられて倒れているというどう見ても負けてるよねって状況からの煽りと捨て台詞で「あれ?高杉勝ったんだっけ?」感。なんか全部もっていった?すげーってことでいいの?

 

結局結論は

高杉の御御脚(おみあし)を愛でる作品だった

ということで・・・・・・